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サマースクール「デザインのコツ」
【数学】
雪月花の数学 ―日本の美と心をつなぐ数”白銀比”―
講師はサイエンスナビゲーターの桜井進。著書『雪月花の数学』を元に、日本の文芸に潜む数や数式という骨組みを身近な作品を例として紹介いたします。

上の3つの四角形のうち、どの形が一番好きですか?
その理由はなぜですか?
- 日時:
- 7月26日(日)16:00-17:30
- 講師:
- 桜井進(サイエンスナビゲーター)
- 場所:
- 21_21 DESIGN SIGHT B1 ロビー
- 定員:
- 着席/50名
- 予約受付:
- 7月9日(木)12:00開始、
7月16日(木)17:00終了定員に達し次第終了 - 参加費:
- 無料(但し、当日の入場券が必要です)
このイベントは終了しました。
桜井進(サイエンスナビゲーター)
1968年山形県生まれ。東京工業大学理学部数学科、同大学院卒業。sakurAi Science Factory主宰、サイエンスナビゲーター。東京工業大学 世界文明センター フェロー。
在学中から塾講師として教壇に立ち数学や物理を楽しく追求する。講師をする傍ら、身近なものや数学者の人間ドラマを通して数学の楽しさや美しさを伝える「サイエンスエンター テインメント」活動を展開。2000年よりスタートした講演は日本全国で反響を呼び、現在も数学のロマンをナビゲートし続けている。テレビ出演、新聞・雑誌などに掲載され今話題となっている。
■イベントレポート
数学はどこから来るのだろうか?
桜井からの問いかけでレクチャーは始まりました。
桜井は、数学は歴史を辿れば、全ての物事の「骨」になっていると言います。
私たちがものを美しいと心で捉える瞬間、私たちの心は定規のように正確に、その美しさの裏にある数学に反応しているのです。
桜井は自身が発見した様々な美を、数学的に裏付ける比率や数式を紹介。
例えば、新潮文庫本の表紙の葡萄の位置は、上下の余白が見事に1.6:1の黄金比となるようデザインされています。また、富士山の側面の稜線は対数関数式のカーブにぴったりと重なります。 そしてフィボナッチ数列の作る対数らせんの形状は、DNAや銀河の渦の形状と同じだそうです。このように数学は世界に存在するモノの形状に大きく関わり、美を根底から支え、また美の創造に役立ってきたのだと語ります。
桜井は目には見えない構造に気づき物事の真髄となる部分に触れることが数学者の感性だと言うように、想像がつかないほど幅広い文芸の分野において多くの数や数式を発見してきました。特に華道や俳句、寺などの建築物、日本の風景など、日本文化には非常に多種多様な数学が潜んでいることに会場は驚いた様子でした。
桜井によれば、日本人の感性は、古くから美しい文芸や風景を数式や数として心に焼き付けているそうです。日本の美の「骨」となっている数学を心の定規で感じ取ってもらいたいと熱く語りました。
