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サマースクール「デザインのコツ」
【理科】

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講師は構造エンジニア・東京藝術大学准教授の金田充弘。構造設計や重量計算、素材の話などを交えながら、構造エンジニアという職業や不可能を可能とする建築構造について話します。

kaneda
最近の仕事より:左から、「メゾンエルメス」(2001)、「シャネルモバイルアート」(2008)、「サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン」(2009)

日時:
8月2日(日)14:00-15:30
講師:
金田充弘(構造エンジニア・東京藝術大学准教授)
場所:
21_21 DESIGN SIGHT B1 ロビー
定員:
着席/50名
予約受付:
7月9日(木)12:00開始、7月16日(木)17:00終了定員に達し次第終了
参加費:
無料(但し、当日の入場券が必要です)

このイベントは終了しました。

金田充弘(構造エンジニア・東京藝術大学准教授)

1970年東京都生まれ。1994年カリフォルニア州立大学バークレー校環境デザイン学部建築学科卒業。1996年同大学大学院環境土木工学科修士課程終了。1996年Ove Arup & Partners東京事務所入社。1997年~1999年、2005年~同社ロンドン事務所。2007年より東京藝術大学建築科准教授。
主な構造設計作品に、メゾンエルメス(2001)、米原幼稚園(2003)、砥用町総合林業センター(2004)、富弘美術館(2005)、サラゴサ万博ブリッジパビリオン(2008)、シャネルモバイルアート(2008)、サーペンタインギャラリーパビリオン(2009)など。


イベントレポート
建築における骨


「自由の女神とガンダム、阿修羅像とF1カーはどう違うのか?」
構造エンジニアである金田充弘のレクチャーは、身近な立体物の見えない骨格を考えるクイズから始まりました。
内骨格と外骨格は、骨格を体の内側に持つか外側に持つかという構造の違いであること。エンジニアリングとは、効率のいいもの、美しいものをつくることであること。 建築が静止するのではなく揺れる機構を作り、「踊る建築」を実現することもこれからの建築エンジニアリングの持つ可能性の一つであると話しました。
それは、環境に存在する見えないエネルギーとの付き合い方の新しい提案でもあります。
「ステッピングコラム」という機構で実現しようとした事例を紹介しました。これは、バネのように伸びる性質を持ち、風等の外的な負荷を静止した状態に比べ4割も削減することが可能です。また、地震が起きた時に震動を熱に変換する等、建築を取り巻く環境に存在するエネルギーを変換、分散させることによって「動的」な建築を生み出すことが可能であると話されました。また、ファスナーを使って張りや堅さ、柔らかさを自由自在につくりだすことを試みる建築の研究事例も紹介。素材や環境の特性を見極め、建築という枠組みに縛られることなく、幅広いテクノロジーを建築以外のものから導入してアイディアにしていくことによって環境と建築の新しい在り方を追求しています。今回のレクチャーは、そのような金田の提案が沢山盛り込まれ、新しい発見を与えてくれるものでした。

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