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企画展「2121年 Futures In-Sight」展

contents

オンライントーク
「Future Compass Dialogues vol.2」

<本プログラムは終了しました>

展覧会ディレクター松島倫明とともに、参加作家の「Future Compass」の思考の軌跡を辿るオンライントークシリーズの第二弾。ゲストはスペキュラティヴファッション・ラボラトリSynfluxとアートコレクティブHUMAN AWESOME ERROR。
本展で、Synfluxは「複数の現実を生きる『次の人間』はどのようにして、未来の衣服を欲望するのだろうか?」という問いのもと、SF作家と協働して創作したコレクションを出展し、実空間と仮想空間という複数の現実での体験を提示しています。
HUMAN AWESOME ERRORは「がん細胞にとって時間とは何だろうか?」という問いのもと、肉眼では見えない「がん」の概念を形にした作品を展開しています。
「身体」という根源的な存在の「未来」に、衣服と細胞という異なる視点から迫る2組の思いを、松島が紐解きます。

日時
2022年3月29日(火)20:00 - 21:30
場所
Zoom配信
出演
松島倫明、川崎和也(Synflux)、蔡 海、福原志保(HUMAN AWESOME ERROR)
モデレーター
中洞貴子(21_21 DESIGN SIGHT)
特別協賛
三井不動産株式会社
参加費
無料
予約
本ページの「ご予約はこちら」より参加登録をしていただき、配信されるURLよりご参加ください
参加条件
あらかじめお使いのデバイスでZoomアプリケーションをインストールし、動作環境をご確認ください
松島 倫明

松島 倫明 Michiaki Matsushima

未来をプロトタイプするメディア『WIRED』の日本版編集長としてWIRED.jp/WIREDの実験区"SZメンバーシップ"/雑誌(最新号VOL.41特集「NEW NEIGHBORHOOD」/WIREDカンファレンス/Sci-Fiプロトタイピング研究所/WIRED特区などを手掛ける。NHK出版学芸図書編集部編集長を経て2018年より現職。内閣府ムーンショットアンバサダー。訳書に『ノヴァセン』(ジェームズ・ラヴロック)がある。東京出身、鎌倉在住。

川崎和也(Synflux)A portrait by keta tamamura

川崎和也(Synflux)

Synflux株式会社代表取締役CEO。スペキュラティヴ・ファッションデザイナー/デザインリサーチャー。1991年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了(デザイン)。生命工学や計算機技術の発展にともなうデザイン方法論の変化を批評的に解釈しつつ、ファッションが持つ思索的創造性を探求する作品制作/社会実装に従事している。主な受賞に、H&M財団グローバルチェンジアワード特別賞、文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出、Wired Creative Hack Awardなど。編著書に『SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて』(ビー・エヌ・エヌ, 2019)、共著に『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ 私と社会と衣服の関係』(フィルムアート社, 2022)がある。

蔡 海、福原志保(HUMAN AWESOME ERROR)

蔡 海、福原志保(HUMAN AWESOME ERROR)

アーティスト、研究者、工芸家を中心としたメンバーによる活動体として、2019年より発足。
社会を取り巻く仕組みのエラーから、世界を捉え直すヒントを取り出し、フィールドワークを通じて作品として昇華する。
作品としては、人々が潜在的に持っている美意識と伝統がもたらす先入観の障壁を扱った「工藝族車」、医療技術の可能性と倫理観との隙間、治療に伴う個人の感情で起こり得る摩擦を扱った「Super Cell」等を発表。
本展では「Super Cell」をさらに展開し、乳がん早期発見、早期治療の啓発を行うピンクリボンへのドネーションを、NFT証明書付き作品を含んだカプセルを返礼として参加できるガチャ筐体を会場に設置。