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「虫展 −デザインのお手本−」

contents

トーク「Micro Presence」

<本プログラムは終了しました>

深度合成写真によって、ゾウムシやハムシを立体的に、かつ微細なディテールまで撮影する写真家 小檜山賢二。その作品は、本展のメインビジュアルにも配されています。 デザイナー 三澤 遥は、本展で「視点の採集 -ゾウムシ編-」と題して、同じ虫でもさまざまな視点から観察できることに注目し、その切り口を提示しました。

本イベントでは、小檜山の制作コンセプトでもある「Micro Presence」をテーマに、それぞれが感じるゾウムシの魅力や、虫を見る視点について語り合います。

写真:小檜山賢二
日時
2019年9月14日(土)14:00 - 16:00
場所
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
出演
小檜山賢二、三澤 遥(日本デザインセンター)
*岡崎智弘の出演は都合によりキャンセルとなりました
参加費
無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約
9月7日(土)10:00より本ページにて受付、定員に達し次第終了
定員
80名

小檜山賢二 Kenji Kohiyama

1942年 東京生まれ。1967年 慶慶應義塾大学工学部電気工学科修士課程修了、同年 日本電信電話公社入社。電気通信研究所において、デジタル無線通信方式の研究に従事。1976年 工学博士(慶應義塾大学)。1992年 NTT無線システム研究所所長。1997年 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。2008年 慶應義塾大学名誉教授。著書に、『兜虫』『塵騙』『葉虫』『象虫』(出版芸術社)、『日本の蝶』・『続日本の蝶』(山と溪谷社)、『鳳蝶』(講談社)、『白蝶』(グラフィック社)、『パーソナル通信のすべて』(NTT出版)、『地球システムとしてのマルチメディア』(NTT出版)、『虫をめぐるデジタルな冒険』(岩波書店)、『ケータイ進化論』(NTT出版)など。受賞歴として、第41回講談社出版文化賞写真賞(象虫)、電子情報通信学会業績賞、逓信協会前島賞、第21回東川賞新人作家賞、慶應義塾大学義塾賞、Laval Virtual 8th International Conference on Virtual Reality グランプリなど。

三澤 遥 Haruka Misawa

1982年群馬県生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、デザインオフィスnendoを経て、2009年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。2014年より三澤デザイン研究室として活動開始。ものごとの奥に潜む原理を観察し、そこから引き出した未知の可能性を視覚化する試みを、実験的なアプローチによって続けている。主な仕事に、水中環境をあらたな風景に再構築した「waterscape」、飛行する紙のかたちを研究する「散華プロジェクト」、takeo paper show 2018「precision」への出品作「動紙」、上野動物園の知られざる魅力をビジュアル化した「UENO PLANET」、ロゴの自在な展開性を追究したKITTEやTOKYO BIG SIGHTのVIがある。著書に『waterscape』(出版:X-Knowledge)。