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「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」
開催概要

contents

オンライントーク
「昔とすごす −古典を現代に『翻訳』する」 

<本プログラムは終了しました>

わたしたちの日常は、積み重なる歴史の上に成り立っています。そこには伝統的な慣習や儀式などが、再解釈され生き続けています。

本イベントでは、作家・クリエイターのいとうせいこうと能楽師の安田 登、本展ディレクターのドミニク・チェンが、「昔とすごす」をテーマに語り合います。

古典に描かれている「昔」の生活は、私たちの目にどう映るのか。また、「昔」から伝わってきた慣習や儀式は、現代の生活においてどのような役割を持つのか。時空を行き来しながら、古典から現代への「翻訳」と「解釈」を楽しむトークです。

「船弁慶」(撮影:森田 拾史郎)
日時
2020年12月16日(水)20:00 - 21:30
場所
Zoom配信
出演
いとうせいこう、安田 登、ドミニク・チェン
特別協賛
三井不動産株式会社
参加費
500円
予約
12月9日(水)より本ページにて予約受付開始
参加条件
あらかじめお使いのデバイスでZoomアプリケーションをインストールし、動作環境をご確認ください
いとうせいこう

いとうせいこう Seiko Ito

1961年生まれ、東京都出身。1988年に小説「ノーライフ・キング」でデビュー。1999年、「ボタニカル・ライフ」で第15回講談社エッセイ賞受賞、「想像ラジオ」で第35回野間文芸新人賞受賞。近著に『「国境なき医師団」になろう』「ど忘れ書道」「夢七日 夜を昼の國」などがある。音楽活動においては日本にヒップホップカルチャーを広く知らしめ、日本語ラップの先駆者の一人である。現在は、いとうせいこう is the poetなどで活動。テレビのレギュラー出演に「ビットワールド」(Eテレ)、「フリースタイルティーチャー」(テレビ朝日)、「新テレビ見仏記」(関西テレビ)などがある。山本政志監督「脳天パラダイス」(公開中)に出演。

安田 登

安田 登 Noboru Yasuda

能楽師(ワキ方下掛宝生流)。全国各地の舞台出演や海外での公演も行う。また、神話『イナンナの冥界下り(シュメール語)』でのヨーロッパ公演や、金沢21世紀美術館の委嘱依頼による『天守物語(泉鏡花)』の上演、島根の神楽を取り入れた『芸能開闢古事記』など、能・音楽・朗読を融合させた舞台を数多く創作、出演する。100分de名著『平家物語』講師・朗読。著書:『野の古典(紀伊國屋書店)』、『身体感覚で『論語』を読みなおす。』、『能 650年続いた仕掛けとは』(以上新潮社)など多数。

ドミニク・チェン

ドミニク・チェン Dominique Chen

博士(学際情報学)。使う言語は日・仏・英。日本、台湾、ベトナムの血を引くフランス国籍。幼少時には50カ国以上から生徒が集まるインターナショナルスクールに通い、日々「翻訳」を体感して過ごす。現在は早稲田大学文化構想学部・准教授。XXII La Triennale Milano『Broken Nature』展(2019.3.1〜9.1)でぬか床ロボット『NukaBot』、あいちトリエンナーレ2019『情の時代』展(2019.8.1〜10.1)では人々の遺言の執筆プロセスを可視化する『Last Words/TypeTrace』を出展。主な著書に、『未来をつくる言葉:わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)など。