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企画展「2121年 Futures In-Sight」展

contents

展示内容

「Future Compass」(デザイン:上西祐理/撮影:秋山まどか)

Future Compass

「Future Compass」は、私たちが思い描く「未来」への羅針盤であり、未来に向けた「問い」を導き出すためのツールです。3層の円盤から構成され、21のキーワードを自由に組み合わせることで、自身のオリジナルの「問い」を導き出すことができます。

Future Compass Digital

「Future Compass」はオンライン上で体験することができます。くるくると回しながら3つの「言葉」を選ぶと、同じ「言葉」の組み合わせを選んだ参加作家の展示の「問い」と「インサイト」、また会場内での展示位置を確認することができます。
(設計:CANOPUS)

宇宙138億年の歴史を歩く

宇宙の誕生から現在までの138億年の歴史を、地球時間1年(365日)のスケールで体感できるインスタレーションです。人類の時間感覚とは異なるスケールを体験することから本展は始まります。
(サウンド提供:evala)

「問い」と「インサイト (視座・洞察)」

参加作家が「Future Compass」から選んだ「言葉」、導き出した「問い」と、各々が自身の専門領域や生活哲学に基づきながら形にした「インサイト(視座・洞察)」を展示します。

会場には本展の主旋律となる「Future Compass」の展⽰とともに、「未来」を考える際に必要となるコンテンツを展示します。本作品は、展覧会企画メンバーにより構成、制作されたコンテンツです。これらの展示が混在した空間で、来場者は多彩な視座に出会います。

「地球の時間軸」

「100年前に想像された未来」

言論誌『日本及日本人』の増刊号として1920年に発行された「百年後の日本」から、100年前に想像された未来の姿を紹介する展示。

「地球の時間軸」

岐阜県美濃地方の鉱山で採れた花崗岩など、500万年前から1000万年前という時間を包括する自然物を集めた展示。

「タイムモノリス」

100年という時間軸を"高さ"に置き換え、透明な四角柱(モノリス)に並べることで、モノの変化を可視化した展示。

「未来への視座をプロトタイプする」

「バックキャスト」「フォアキャスト」「差分としての未来」など、未来を考える上で必要となる視座を紹介する展示。

「SF小説が予言した未来」

「インターネット」や「アンドロイド」など社会に実装されつつある技術が、SF小説においてどのように描かれていたかを紹介し、「未来を考える」という行為の本質を考える展示。

「未来を予測する術①数式」

自然現象の謎や、乗り物の性能、人間の行為を予測する手段として、古くから使われてきた数式を紹介する展示。

「未来を予測する術②観天望気」

ことわざとして昔から言い伝えられているものから、科学的根拠のあるものまで、さまざまな観天望気(天気予報)を紹介する展示。

「未来を予測する術③占い」

人の運勢や物事の吉凶、将来の成り行きを判断・予言する占いについて紹介する展示。