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企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」

contents

「そのとき」を、みんなで考えよう

展覧会で提示される10の「問い」を題材に、学術協力として本展に携わる災害社会学の専門家・関谷直也と、テキストを手がけた角尾舞によるイベントを開催します。子どもと大人、それぞれの視点から「そのとき、どうする?」を深く、広く考えます。

◯第一部(13:30 - 14:30):子どものための防災ワークショップ
「『絶対に安全な場所』はないって、ほんと?」「一週間分の備えがあれば、本当に安心?」—展覧会の問いをヒントに、まずは自分の頭で考えるワークショップです。本展オリジナルのワークシートを使い、問いをもとに自分で考え、関谷先生のヒントを聞きながら知識を深めます。最後は「どんな避難所が理想的?」「防災グッズに入れたらいいと思うものはなに?」など、自分ならこんな問いを立てたいと自由に考え、防災をデザインする力を育みます。
対象:小学校4年生以上推奨(小学生のご参加には、保護者の方の付添をお願いします)

◯第二部(15:00 - 16:30):大人のための防災セッション
災害時の情報とどう向き合うか。様々な背景をもつ人々にとって、最適な備えとは。展覧会が投げかける問いに、これが唯一の正解というものはありません。関谷先生の知見を、本展のキャプションなどの文章を手がけた角尾が紐解きながら、皆さんと一緒に考えていきます。専門家のお話を聞きながら、個人の備えから社会の課題へと視点を広げ、私たち一人ひとりの異なる「答え」を見つけるヒントを探ります。
対象:高校生以上推奨

撮影:木奥恵三
開催日
2025年9月13日(土)
時間
第一部 子どものための防災ワークショップ:13:30 - 14:30(開場13:00)
第二部 大人のための防災セッション:15:00 - 16:30(開場14:30)
場所
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
出演
関谷直也、角尾 舞
特別協賛
三井不動産株式会社
言語
日本語
参加費
無料(ただし、当日の入場料のお支払いが必要です)
予約
上部リンク(外部サイト)にて受付、定員に達し次第終了
定員
第一部:15名
第二部:50名
対象
第一部:小学4年生以上推奨
第二部:高校生以上推奨

* 複数人でご参加のお客様は、お揃いになってから受付(21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2 1Fロビー)にお越しください
* 開始時間を30分過ぎてもお越しいただけない場合は、キャンセル扱いとさせていただきますのでご注意ください
* キャンセルの場合は、お早めにevent2121@2121designsight.jpへご一報くださいますようお願いいたします
* 本関連プログラムで撮影した画像や映像は、21_21 DESIGN SIGHTのウェブサイト、SNS等に使用する場合がございます。写真に写りたくない場合は事前にスタッフにお声がけください
* 写真や動画の撮影を行う場合、他の参加者や通行人の映り込みにご留意ください。映り込んでいる方に了承なくSNS等に投稿する場合は、個人が特定できないようにするなどのご配慮をお願いします

関谷直也 Naoya Sekiya

新潟生まれ。東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター長・教授。専門は災害情報論、社会心理学。慶應義塾大学総合政策学部卒。東京大学大学院人文社会系研究科社会情報学専門分野博士課程修了。東洋大学社会学部講師・准教授、東京大学大学院情報学環准教授などを経て現職。主著に『環境広告の心理と戦略』『風評被害』『「災害」の社会心理』『災害情報』など。社会情報学会賞、日本広報学会賞、日本広告学会賞、内川芳美記念メディア学会賞、大川出版賞、ドコモ・モバイル・サイエンス賞、防災功労者防災担当大臣表彰などを受賞。

角尾 舞 Mai Tsunoo

慶應義塾大学 環境情報学部卒業後、メーカー勤務を経て、2012年から16年までデザインエンジニアの山中俊治氏のアシスタントを務める。その後、スコットランドに1年間滞在し、現在はフリーランスとして活動中。
伝えるべきことをよどみなく伝えるための表現を探りながら、メディアへの執筆のほか、展覧会の構成やコピーライティングなどを手がけている。
主な仕事に東京大学生産技術研究所70周年記念展示「もしかする未来 工学×デザイン」(国立新美術館、2018年)の構成、21_21 DESIGN SIGHT企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」(2024年)のテキスト/企画協力、同「ゴミうんち展」(2024年〜2025年)の企画協力など。