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「土木展」

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トーク「海のトンネル、山のトンネル」

<本プログラムは終了しました>

2016年6月に「世界最長トンネル」の座を交代した青函トンネルとゴッタルドベーストンネルからそれぞれの代表を招き、本展ディレクターの西村 浩と企画チームの青野尚子とともに語り合うイベントです。青函トンネルからは鉄道建設・運輸施設整備支援機構の秋田勝次、ゴッタルドベーストンネルからはAlpTransit Gotthard社のレンツォ・シモーニを迎えます。

2016年より、8月11日が「山の日」として祝日になりました。鉄道が通るトンネルとして最長であった青函トンネルと、2016年6月に開通しその座を引き継いだゴッタルドベーストンネル。西村の建築家としての視点、建築分野を中心に活躍する青野の編集者としての視点を交えながら、時代背景や地域の違いなどを語り合い、新旧世界一トンネルの交流が実現します。奮ってご参加ください。

Photo: 木奥恵三
日時
2016年8月11日(祝木)17:00-18:30
場所
21_21 DESIGN SIGHT
出演
秋田勝次、レンツォ・シモーニ、西村 浩、青野尚子
参加費
無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約
7月19日(火)より本ページにて受付開始、定員に達し次第終了
定員
80名

秋田勝次 Katsuji Akita

鉄道建設・運輸施設整備支援機構 新幹線部 参与
1949年北海道函館市生まれ。1969年日本鉄道建設公団(現、鉄道・運輸機構)に入社。入社直後から1986年までの17年間、青函トンネル調査坑を皮切りに青函トンネルの建設工事に従事。その後も超膨張性地山で難工事と言われた鍋立山トンネルや新幹線の長大トンネル等、多数のトンネル工事に従事。
2012年には工学博士号を取得し、東京理科大学の非常勤講師、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構の客員教授等も務める。

レンツォ・シモーニ Renzo Simoni

AlpTransit Gotthard Ltd 最高経営責任者
レンツォ・シモーニ博士(スイス、1961)は、2007年よりAlpTransit Gotthard Ltdの最高経営責任者。スイス連邦工科大学(ETH)の土木工学科を卒業。前職は、2006~2007年にHelbling Beratung + Bauplanung AGの共同最高経営責任者、2002~2005年に同社執行委員会メンバーを歴任。1995~2002年にErnst Basler and Partnerのプリンシパル・コンサルティング責任者。ETHチューリッヒ校において、1992~1998年に講師、1989~1995年に科学助手。1985年にバーゼルのGruner AG にて職業人としてのキャリアを開始。また、ドイツ鉄道(DB)のプロジェクト会社Stuttgart-Ulm GmbH(PSU)(シュトゥットガルト21)の諮問委員会メンバーも務める。

西村 浩 Hiroshi Nishimura

建築家/デザイナー/クリエイティブディレクター
1967年佐賀県生まれ。東京大学工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、1999年にワークヴィジョンズ一級建築士事務所を設立。土木出身ながら建築の世界で独立し、現在は、都市再生戦略の立案からはじまり、建築・リノベーション・土木分野の企画・設計に加えて、まちづくりのディレクションからコワーキングスペースの運営までを意欲的に実践する。日本建築学会賞(作品)、土木学会デザイン賞、BCS賞、ブルネル賞、アルカシア建築賞、公共建築賞 他多数受賞。2009年に竣工した、北海道岩見沢市の「岩見沢複合駅舎」は、2009年度グッドデザイン賞大賞を受賞。

青野尚子 Naoko Aono

ライター/編集者
建築・アート関係のライターとしてカーサ・ブルータス、PENなどに寄稿。ときどき土木関係も。共著に建築を見るべき日本の美術館を紹介した「新・美術空間散歩」(日東書院本社)。西山芳一写真集「Under Construction」(マガジンハウス)、アプリ「Tunnel for iPad」などの編集を担当。