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2011年11月 (9)

2011年11月26日に行われた、写真家の広川泰士とアートディレクターの 廣村正彰によるトーク「写真×デザインの事」の動画をご覧頂けます。


9月16日から開催中の「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展。和樂12月号にてご紹介いただきました。巻末の「Le和raku」にて、本展ディレクターの北村みどりのインタビューが掲載されております。

和樂
和樂 12月号
2011年11月12日発売

9月16日から開催中の「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展にあわせ、各界をリードするクリエーターの方々に、ペンの写真の魅力について語っていただきます。

オリジナルプリントから圧倒的な強さが漂う

──広川さんの中で印象に残っているペンさんの作品とはどちらのシリーズになりますか?

広川泰士(以下、広川):
1980年に京都の国立近代美術館で開催された「浪漫衣装展」のカタログ撮影を小池一子さんから頼まれた時に、小池さんから参考に渡されたのが『Inventive Paris Clothes』でした。それまでもペンの作品は好きで見ていたんですが、こういう写真は初めてで。新鮮だったんです。たぶんペンのスタジオで撮ったんだと思いますが、頭と足ギリギリのところでトリミングされている狭い感じとか、独特なバックドロップの感じを非常によく覚えています。

あとは、80年代の終わりにNYのPace/Macgillギャラリーでペンの回顧展があったんです。その時にオリジナルのヴィンテージプリントを初めて見て衝撃を受けました。当たり前の話なんですけど、全然古びてなかったんです。ついこのあいだ焼いたようなクオリティで、アーカイブっていうのはこういうものなのだと思い知らされました。もう一目瞭然というか。ガーンと心に入ってくる。「恐れ入りました」って感じで。

その時に、写真家が死んでも作品は残るんだっていうこと、もちろんペンはまだその時はお元気だったんですが、そしてプリントは常に完璧にアーカイブ処理をしておかなきゃいけないんだっていうことを学んだわけですよ。まあ、僕なんかは足元にも及ばないとは思うんだけど、自分が生きているうちに出来る限り完璧にしようって肝に銘じました(笑)。

──ペンさんの写真に学んだことがあったら教えてください。

広川:写真一般は全部そうなんですが、シャッターを押す時がすべて。絵画だとそこは塗りつぶして直せるかもしれませんが、写真はそれができないんで。その時しかできないもの。それはペンに学んだかどうかはわかりませんが、ペンの写真を改めて見て、一瞬の重みを感じました。

──最後に、広川さんの最近のお仕事を教えてください。

広川:いまこのような形で注目を集めるのも複雑な気持ちですが(苦笑)、18年前に発表していた原発のシリーズ『STILL CRAZY』をいくつかのギャラリーで展示しました。今再び見せるべきだと思いました。他には、作品というわけではないのですが、相馬と気仙沼の避難所や仮設住宅にいる人たちの家族の写真を撮ってご本人たちにプレゼントするプロジェクトや、避難所の子どもたちに「写ルンです」を渡して写真を写してもらい一緒に写真展をするプロジェクト等を通して、自分なりに東北とかかわっています。

(聞き手:上條桂子)

2011年11月26日に21_21 DESIGN SIGHTで開催された展覧会関連プログラムに広川泰士が出演しました。
トークの様子は動画でお楽しみいただけます。
トーク「写真×デザインの事」の動画を見る



Taishi Hirokawa

広川泰士 Taishi Hirokawa

写真家
1950年神奈川県生まれ。1974年より写真家として活動開始。東京工芸大学芸術学部教授。広告写真、TVコマーシャルなどで活躍する一方、世界各都市での個展、美術展への招待出展多数。講談社出版文化賞、ニューヨークADC賞、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、日本写真協会賞、日本映画テレビ技術協会撮影技術賞、A.C.C.ゴールド賞、A.C.C.ベスト撮影賞、他受賞。プリンストン大学美術館、ロサンゼルスカウンティ美術館、サンフランシスコ近代美術館、フランス国立図書館、ミュンヘンレンバッハハウス美術館、神戸ファッション美術館、東京都写真美術館、他に作品がコレクションされている。
http://hirokawa810.com/

「避難所の家族、福島県 相馬市 2011年6月8日」

「アーヴィング・ペンと私」一覧リストを見る

現在開催中の「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展。美術手帖12月号 三宅一生特集の中で、ご紹介いただきました。本展ディレクターの北村みどりや、ヴァジリオス・ザッシー、ティエンのインタビューなどを含め、大きく取り上げていただきました。
また、特集内では三宅一生の最新ロングインタビュー、1960年代から現在進行中のプロジェクトまでが豊富なビジュアルとともに掲載されております。

美術手帖
美術手帖 12月号
2011年11月17日発売

2011年11月18日に行われた、アーティストの日比野克彦によるトーク「イメージが結実する瞬間」の動画をご覧頂けます。


9月16日から開催中の「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展にあわせ、各界をリードするクリエーターの方々に、ペンの写真の魅力について語っていただきます。

ISSEY MIYAKEのイメージを具体化しているのは、
実はアーヴィング・ペンなのかもしれない

──アーヴィング・ペンさんの写真についての印象をお聞かせください。

深澤直人(以下、深澤):
僕なりの勝手な解釈なんですが、アーヴィング・ペンという人は、自分のビジョンが決まったら揺らがない。そういう確固たるものが作品に現れている気がします。僕らのような仕事をしていると、あるところにまで行き着くのにブレを修正していく作業や、これでいいんだろうかと反芻する行為が発生してきます。でも、あるとき、疑わない強さ、概念に対して破綻なく瞬時に結晶化できる力が彼にはあるのだと思います。写真というものだからなおさらその強さが出るのかもしれません。

──展覧会をご覧になって、いかがでしたか?

深澤:展覧会では、一生さんとのコラボレーションの仕方がアニメーションで紹介されていて、二人の仕事を極めていくプロセスが初めて明かされたのですが、それはとても新鮮でした。アーヴィング・ペンも三宅一生の存在も偉大な作家であることは皆知っていますが、これだけの質量のクリエーションをしてきたのかという内側の実態はあまり明かされてこなかった。感動しました。

一生さんはアーヴィング・ペンとはちょっと違って、自分がいいと思ったことでも、それに自ら疑いをかけるところがある。迷いの中に自分の身を置くことを常に意識し、結晶化の瞬間を待ってつくりあげていく。それは彼独特のやり方であり強さであり厳しさでもあります。強烈なインパクトでした。

──三宅一生さんとペンさんのコラボレーションについては、どう思われましたか?

深澤:一生さんが作品制作の過程で、何を見てどう考えたのかを、アーヴィング・ペンなりの解釈で、ブレずに写真に撮る。その写真には、人がなんと言おうと「一生はこう考えたんだ」と規定化するくらいの力がある。だから、一生さんはペンの写真を見て、「そうか自分はこう考えていたんだ」と思うようなことがあったんじゃないか。その繰り返しだったんじゃないかと。両者とも表現にブレがないから、それぞれが重なるとぴったりとおさまってしまう。

ジャズのジャムセッションのようですね。最初は、相手のプレイを予測しないで弾くんだけど、キレイな音楽になっちゃう。もっと言うと、それを超えてしまう場合があって、一生さんが感じている自分の価値よりも、アーヴィング・ペンのほうが一生さんのことをわかってる、ということが発生する場合がある。それが、この仕事に出てる。つまり、ISSEY MIYAKEのイメージを具体化しているのは、実はアーヴィング・ペンなのかもしれない。何故かというと、このペンのイメージが世界中のいろんな人に刷り込まれてるから。そういう意味でも、一生さんがアーヴィング・ペンという人とコラボレーションしようとした勘みたいなものは、本当にすごいことだと思います。

──深澤さんの最近のお仕事を教えてください。

深澤:最近のものだと、ちょっと変わった仕事でしたが、無印良品の青山店をリニューアルしました。「Found MUJI」というプロジェクト。新しくものを作るのではなく、世界中で使い続けられているいいものをMUJIというフィルターを通して「探し出す」というプロジェクトです。日頃どこででも見ていそうなものに新しい価値を見出せると思います。僕も中国やインドに行っていろんなものを探してきました。ぜひご覧ください。

(聞き手:上條桂子)

2011年11月25日に21_21 DESIGN SIGHTで開催された展覧会関連プログラムに深澤直人が出演しました。
トークの様子は動画でお楽しみいただけます。
トーク「存在とかたち」の動画を見る



Naoto Fukasawa

深澤直人 Naoto Fukasawa

プロダクトデザイナー
1989年 渡米し、IDEO(サンフランシスコ)に8年間勤務。'97年 帰国、IDEO東京支社を設立。'03年 Naoto Fukasawa Design設立。イタリア、フランス、ドイツ、スイス、 北欧、アジアを代表するブランドのデザイン、国内の大手メーカーのコンサルティングを多数手がける。デザインの領域は、腕時計や携帯電話などの小型情報機器からコンピュータとその関連機器、家電、生活雑貨用品、家具、インテリアなど幅広い。人間とものとを五感によって結びつける彼の仕事は、より大きな喜びを使い手に届けるものとして高く評価されている。著書「デザインの輪郭」(TOTO出版)、共著書「デザインの生態学」(東京書籍)、作品集「NAOTO FUKASAWA」(Phaidon)。「THE OUTLINE 見えていない輪郭」写真家 藤井 保氏共著を出版 (アシェット婦人画報社)。

Found MUJI 青山店

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10月15日、オランダより来日したアニメーション作家のモニク・ルノーを迎え、こども向けワークショップを行ないました。
本展では映像ディレクターのパスカル・ルランとともに、アニメーション「Irving Penn and Issey Miyake: Visual Dialogue」制作に参加し、マイケル・クロフォードによる原画から一つ一つの動きを手で描き起こしたルノー。今回は小学3年生から6年生を対象に、身近な素材を使ってビジュアル・トイをつくります。

まず始めに、ルノーからアニメーションの簡単な仕組みを説明。参加のこどもたちの自己紹介のあと、ルノーはすぐに自分のもとへ参加者を呼び寄せました。手にしたのは丸く切った紙の両面に異なった絵が描いてある、「びっくり盤」。円の左右には糸が通してあり、手元でくるくると回すと、両面に別々で描かれた絵がドッキングして見えるのです。手に取ったこどもたちは仕組みに驚きながらも、今度は自ら円形の紙にさまざまな絵を描きます。かごに入ったヘビや、笑顔の表情などオリジナルの「びっくり盤」をつくりました。

ワークショップの様子
ワークショップの様子


次に挑戦したのは「パラパラ漫画」です。大人には耳なじみのあるパラパラ漫画も、初めて見たというこどもも。まずは連続する絵をめくっていくことで動いて見えるパラパラ漫画を実際に体験。その後、下書きに取りかかります。途中、サッカーボールを蹴る様子や涙が流れる様子が実際に動くかどうか、ルノーと参加者たちは何度も一緒に確かめながら、それぞれの作品を完成させていきました。

ワークショップの様子


最後に挑戦したのは「フェナキスティスコープ」。厚紙、割り箸、画鋲でできたこのビジュアル・トイは、絵の描かれた紙にいくつもの穴がならんでいて、鏡の前でその紙を回しながら一点をのぞくことによって、絵が動くことを体験できるものです。前半の2種類に比べ、より複雑な仕組みでアニメーションを体験できるトイに、こどもたちも興味津々。その後すぐに絵を描きはじめる参加者たちも多く、3つめの創作に慣れてきたのか、それぞれの自由な発想を持って取り組んでいました。

ワークショップの様子
ワークショップの様子


最後に、思い思いの作品を取り上げながら参加者の感想を発表し、ワークショップは終了。自分の絵が動き出すという得難い体験に驚き、仕組みに悩みながらも、充実した時間となりました。

9月16日から開催中の「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展にあわせ、各界をリードするクリエーターの方々に、ペンの写真の魅力について語っていただきます。

平櫛田中とアーヴィング・ペンと三宅一生の共通点

──展示をご覧いただいた感想をお聞かせください。

日比野克彦(以下、日比野):
アーヴィング・ペンの写真は、ポスターとしてすごく心に残ってる写真ではあるんだけど、その裏側を知らなかった。なので今回の展示で一生さんとのやりとりや、スケッチが見られたのはよかった。制作過程を見ていると、お互いにスポッとツボにハマったんだろうなということがわかる。きっとペンさんは、スケッチを描き始める瞬間には、スタイリングやヘアメイク、照明といったすべての絵が、すでに出来がっていたんじゃないかな。

ちょうど21_21 DESIGN SIGHTに来る前に、藝大美術館の彫刻の展覧会で平櫛田中の木彫作品を見たんですが、1本の木をいろんな方向から彫り続けて、ある地点でピタッと手が止まる。外から彫り出したのではなく、もともと木の中にあったかたちが浮かび上がってきたような。そんな印象を受けました。それは、ペンの写真にも通じるところがあって、目の前にある状況を切り取るのではなく、状況を作り出してそれを留めておく。そのための手法として写真を用いているのではないかと思います。

ペンさんと一生さんの仕事にも、田中の彫刻にあるような、ぴったりと焦点が合っていてブレがない、そんな印象が伝わってきました。

──日比野さんの最近の活動を教えてください。

日比野:最近は船を作っていて。10月30日に京都の舞鶴港で着水式をするんです。これは「種は船」というプロジェクト(http://maizuru-rb.jp/)で、「明後日朝顔プロジェクト」をやっている時に朝顔の種は船の形に似ているという着想からスタートしたものです。2007年に金沢で種の形を船にするところから始まり、船を作って海に浮かべるところまできました。今年から舞鶴で、自走する本物の船をつくり、来年出航する予定です。

あとは、東京都文化発信プロジェクトの「TOKYO FUTURE SCKETCH BOOK(http://www.tokyofuturesketch.jp/)」というワークショップをやっています。大きなスケッチブックに東京の未来を描くというものです。

(聞き手:上條桂子)

2011年11月18日に21_21 DESIGN SIGHTで開催された展覧会関連プログラムに日比野克彦が出演しました。
トークの様子は動画でお楽しみいただけます。
トーク「イメージが結実する瞬間」の動画を見る



Katsuhiko Hibino

日比野克彦 Katsuhiko Hibino

アーティスト/東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授
1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学在学中の1983年に、段ボールを素材とした作品で日本グラフィック展グランプリを受賞、一躍脚光を浴びる。その後、舞台空間・パブリックアート、パフォーマンスなどの身体・言語を媒体とした作品など表現の領域を広げ、1996年ベネチアビエンナーレに出品。国内外で個展を多数開催する。2000年以降は表現者の視点だけでなく、受け取り手が感じ取る力を引き出すような作品をワークショップの手法で制作する。また、アートとスポーツの文化的視点からの融合を目指して日本サッカー協会理事を務めている。

『TANeFUNe』

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9月16日から開催中の「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展にあわせ、各界をリードするクリエーターの方々に、ペンの写真の魅力について語っていただきます。

「生」の瞬間が伝わってくる写真

──アーヴィング・ペンさんの写真についての印象をお聞かせください。

操上和美(以下、操上):
ペンの写真からは、「人間の存在」が伝わってくる。生きていること、その瞬間、その場に存在していること、そういう生きていく上での根源的なことが写真の中にあって、私たちにインパクトを与える。ジャンルは関係ありません。展覧会では、ファッションやポートレート、腐食に向かうものなども並んでいましたが、すべてに対して同じ愛情を持って接している。同じ目線、アーヴィング・ペンの目線なんですね。これは誰もができることじゃない、真似できないことだと思います。

自分が気になるものを撮り続ける時に、それが道端に落ちているものであれ、自分の生理というか好き嫌いや触感を大切に、カメラというマシンを使いながら、自分の感覚で掴んでいく。それを繰り返して生きている人間が写真家だと思います。人間の面白さは、その人が生きてきた時間。ハードに生きていればその分だけひだが多い。

──ペンさんは偉大な写真家ですが、今回の展覧会で紹介されている写真は三宅一生さんの服がなければ生まれなかった作品です。三宅さんについての印象を聞かせてください。

操上:僕が最初に一生さんに会ったのは、一枚の布でどう展開するか、マチエールにこだわってパリで服作りをしていた時代。一生さんの服から感じるのは、かたちに対する精神であり哲学だと思うんです。常に変化するかたちからは、ものをつくることへのロマンを感じます。

──操上さんはペンさんからも影響を受けているとお聞きしましたが、他に影響を受けている写真家はどなたですか? 写真を勉強する方におすすめの写真家がいたら教えてください。

操上:ペンの写真は本当に毎日見ていても飽きないから好きですし、そういう写真が撮れたらと思っています。また、写真も大好きですが生き方が好きな作家としては、ロバート・フランクです。写真を学ぶ方は、とにかくたくさんの写真家の写真を見た方がいいと思うし、自分でもたくさん撮ったほうがいい。ラルティーグの写真なんか見ると、決して普通に生活していたのでは遭遇できない「生き方」が見られたりする。

人間って変化する生き物だから、絶えず情報にはさらされているし、他の人からの影響も受ける、僕だっていつもブレています(笑)。だけど、自分が見て触って感じる生理的なもの、それを信じて「いい」と思ったことを貫く。それは自分を信じるということで、それがなければ作品は作れないと思う。もちろん、ペンも確固たるものを持っていた人だと思うし、自分も肉体・精神ともに健やかであるよう務めています。死ぬまでシャッターを切り続けるつもりですから(笑)。

──今後の活動予定を教えてください。

タカ・イシイギャラリーで10月29日から個展が開催されます。『陽と骨Ⅱ』と題して、1972年から2011年までポラロイドSX-70で撮りためた作品を発表します。展覧会では、作品集『陽と骨Ⅱ』に収録しているポラロイド作品8点と、それを180×180に引き伸ばした大きなプリント作品を展示します。

(聞き手:上條桂子)

2011年9月23日に21_21 DESIGN SIGHTで開催された展覧会関連プログラムに操上和美が出演しました。
トークの様子は動画でお楽しみいただけます。
トーク「 操上和美さんに聞いてみたかった」の動画を見る



Kazumi Kurigami

操上和美 Kazumi Kurigami

写真家
1936年 北海道富良野生まれ。
主な写真集に『ALTERNATES』『泳ぐ人』『陽と骨』『KAZUMI KURIGAMI PHOTOGRAPHS-CRUSH』『POSSESSION 首藤康之』『NORTHERN』『Diary 1970-2005』他。
2008年 映画『ゼラチンシルバーLOVE』 監督作品 。
ほぼ季刊で発行予定の写真誌、『CAMEL』を発刊。
http://www.kurigami.net/

「陽と骨II」 1989年 / 2011年

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