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「私の一品」Vol.16 Mark Dytham(デザイナー)

企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」は、来場者の皆様をデザインミュージアムの"入口"へと誘う展覧会です。
ウェブサイト上の本連載では、会場を離れ、各界で活躍する方々が未来のデザインミュージアムにぜひアーカイブしたいと考える"個人的な"一品をコメントとともに紹介します。
展覧会と連載を通じて、デザインの広がりと奥行きを感じてください。

イギリス人として、私はいつだって「Kit Kat」を楽しんでいます!「Kit Kat」は1918年にイングランド北部のヨークのロウントゥリーズで生まれました。イギリスで私が子どもだった頃からいつでも棚に置いてある絶対に不変のものなんです。私がそれを日本で発見した時の喜びを想像してください!!そしてその喜びは数ヶ月ごとに発表される新しいフレーバーとともに続いています。
私は「Kit Kat」の箱を収集していて、今ではワサビからアップルビネガーまで、約200種類が集まりました。そのうちのほとんどは日本でしか手に入らないもので、そのデザイン、パッケージ、グラフィックにはそれぞれのフレーバーの特徴が反映されています。
この新しさをめぐる冒険―めくるめく「新発売」、細部へのこだわり、そして随一の陽気な発明は、東洋と西洋の完璧な融合と言えるでしょう。

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