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「吉岡徳仁 FLAME − ガラスのトーチとモニュメント」会場風景/Exhibition view of "TOKUJIN YOSHIOKA_FLAME: Glass Torch and Cauldron"

ギャラリー3では、11月5日(日)まで「吉岡徳仁 FLAME − ガラスのトーチとモニュメント」を開催しています。

常に新しい表現の挑戦を続けている、吉岡徳仁の新作「ガラスのトーチ」と「炎のモニュメント—ガラスの炬火台」が、本展で発表されました。透明なガラスの造形から生み出されたこの作品では、TOKYO 2020オリンピックのために桜をモチーフにした「聖火リレートーチ」のデザインをした吉岡が、これまでの研究を元に、炎の彫刻を生み出すことを目指したとも言えます。今回発表したトーチとモニュメントは、2024年に開催される、国民スポーツ大会(旧国体)SAGA2024のセレモニーで使用されます。

本展会場では、特別に屋外に設置された「炎のモニュメント—ガラスの炬火台」と吉岡の代表作であるガラスのベンチ「Water Block」に加え、ギャラリー内には「ガラスのトーチ」とその制作プロセス、MIYAKE DESIGN STUDIOが手がけた炎を灯すセレモニーをイメージした衣装と、「Water Block・Prism」などが映像とともに展示されています。

展覧会開幕前夜、このトーチからモニュメントに炎を灯すセレモニーが行われました。ミッドタウン・ガーデンに居合わせた観客たちは、計算された空気の流れによってトルネード状に舞う炎に魅了されました。会期中には、10月7日(土)と10月28日(土)に吉岡により火を灯す特別イベントを行います。詳しくは、プログラムのウェブサイトをご確認ください。

Photo: Masaru Furuya